私たちが大切にしていること
共に生きるということ
私たち福祉サービスに就く者にとって大切なことがあります。福祉サービスの基本は、個の尊重と自立(自律)支援です。利用者さんが自分らしくご自身の人生を生きることを支援するのが私たちの仕事です。それは他人から保護されたりお客様扱いされることではありません。至誠ホームでは、ホスピタリティにあふれ、しかもお客様ではなく生活者として利用者さん一人ひとりの生活を共に創りだしていくことを大切にしています。
かけがえのないものを大切に
福祉サービスの仕事に就く方にとって最も大きな報酬は、利用者さんの笑顔であり日々の生活の中で培われていく心の絆そのものではないかと思います。
介護の仕事は決して楽なものではありません。しかし利用者さんとの日々の継続の中で、かけがえのないものを見出していく職員が多くいます。利用者さんから忘れられないひと言をいただいた時、何年もの時間を共に過ごしてきた方の最期を看取った時、人それぞれの心の財産が増えていきます。それが介護という仕事の魅力なのだと思います。決してお金には代えられない、心の財産というやりがいを私たちは大切にしています。
福祉サービスへのマインドと経営意識
理念に基づく福祉サービスの実践と、サービスの向上への不断の取り組みを行うとともに、介護保険という制度の中で、いかに利用者さん・ご家族・地域に信頼され、選ばれる事業所となることができるかを考え、実践することも大切です。
至誠ホームでは正職員・契約職員といった雇用形態の違い、あるいはケアスタッフ・相談員といった立場の違いはあれ、それぞれが自らの立場でこの目標のために自ら考え、刺激しあい、行動することを大切にしています。時代に先駆けたサービスを作り出していく向上への意識と、コスト意識・経営意識の育成を行うとともに、両者のバランスの取れた人材を求めています。
求められる資質
- 個の尊厳と自立支援という福祉サービスの理念に基づき人に接することができる人
- 至誠学舎立川、至誠ホームの理念に共感しこれに基づいて行動できる人
- チームワークを理解し、組織において行動できる人
- チャレンジ精神を持ち、自ら考え行動できる人
- 福祉サービス向上への意識と経営意識のバランスをとれる人
「まことの心」と「至誠ホーム職員の誓い」
「まことの心」とは至誠学舎立川の理念です。
まことの心のはたらきは 人の心をうごかし 天に通ず そして職員には「至誠ホーム職員の誓い」を行動規範として定めています。
一、 | 人間尊重の精神と誠の心を基本に、笑顔を大切に利用者から信頼され愛される親切な職員となります。 |
一、 | 同僚からは良き仲間としてチームワークを作り、上司からは良き職業人として信頼される職員となります。 |
一、 | 自己啓発に努め、自分自身の人間形成に努力する職員となります。 |
一、 | 至誠ホームの職員としての誇りを持ち、それを構成する一員として責任と自覚を持ち続ける職員となります。 |
私たちは、この理念を礎に、福祉サービスを実践していける仲間を求めています。