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職員交流

H26年度 ワンゲル同好会『鎌倉アルプスツアー』

開催日 平成24年4月13日

例年よりも1週間早く開花した桜が、新緑の葉を纏い始めた4月13日、ワンゲル同好会26年度開幕ツアーに行ってきました。むかう先は古都「鎌倉」。四季を通じて様々な花々や草木が楽しめる鎌倉は、海あり山ありと季節によっていくつものコースをアレンジできるのも大きな魅力です。

そんな鎌倉で、今回僕らが歩いてきたのは「鎌倉アルプス」と呼ばれるハイキングコース。鎌倉は、南に相模湾、東西北を山に囲まれた天然の要害といえる地形にあり、鎌倉幕府繁栄の礎となった要塞都市でした。鎌倉を囲むその山々が、現在は気軽に歩くことができるちょっとしたハイキングコースとなっています。正式名称は「天園ハイキングコース」といいますが、「鎌倉アルプス」という俗称の方が有名だったりします。確かに「アルプス」って付くとなんか“ワクワク感”が出ますよね。

今回のツアーでは、ワンゲル初の「自由行動」を導入してみました。北鎌倉駅でお弁当(名物「光泉」のお稲荷さん)を受け取った後、鎌倉アルプスの入り口「建長寺」までは自由行動です。大小様々な古刹名刹が点在する北鎌倉は見どころに事欠きません。「東慶寺ではお花がきれいだったよ」「明月院でゆったりとお弁当を楽しめた」などなど、各グループ、春の鎌倉を満喫していただけたようです。

「建長寺」の奥ノ院「半増坊」が鎌倉アルプスの玄関口です。奥ノ院というだけあって、山門からは20分ほど登った場所にある半増坊。息を切らしながら登り切った先に広がる相模湾と富士山…のはずですが、残念ながらこの日は薄曇り、富士山までは見えませんでした。裏山散歩といいつつも、コース自体は意外と本格的なトレッキングコースで、自然と息も上がります。岩盤を削って造られた道「切通し」がこのコースでは有名ですが、他にも城壁の残骸や、仏像やお地蔵さんが祭られている苔のむした祠など、鎌倉幕府の名残がそこかしこに見られます。ワンちゃんを散歩される地元の方も多く、古い歴史を持つこの道が、今では地元の方々の生活の一部になっていることがうかがえました。

木立の間からところどころにのぞく相模湾。遠景の先、波間に浮かぶヨットがうっすらと視界に入り、江の島の海岸線も見下ろせました。多彩な楽しみ方のできる鎌倉。次は海沿いの極楽寺から長谷のあたりを歩くのもアリかも、そんなことを思いながら、ゆっくりと小町通りの喧騒に下りていきました。

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