昭和52年に立川市、日野市、国分寺市、国立市、武蔵村山市のご支援のもと立川市で第一番目の特別養護老人ホームとして誕生した至誠特別養護老人ホームが平成２９年で40周年を迎えました。そして至誠特別養護老人ホームの大規模改修工事と一体的な計画として、至誠ホームアウリンコの開設が計画され平成29年4月1日に無事開設となりました。

至誠ホームアウリンコは１２９床の全室個室のユニット型特養となります。建物の４～６階部分が居住フロアとなっており、南側には多摩川からその先の山々の素晴らしい景色が広がり、北側には立川駅周辺の綺麗な夜景や夏には昭和記念公園の花火がご覧になれます。晴れた日にはアウリンコビューと呼ばれる７階の屋上から富士山を眺めることもできます。各ユニット１０～11名となっており、１フロアに４ユニットのつくりとなっています。ユニット内において個別支援を行いながらも、グループリビングケアという考えを大事に人と人との繋がり、関わりを持てるような支援もあわせて行なっています。
お看取りの状態にある方には医師の判断のもと天寿を全うできるよう施設として可能な限りの支援をさせていただいています。

同じ施設内の３階において地域包括支援フロアを４０床、2階ではデイサービス定員３７名（内一般２５名、認知12名）、障害者向け短期利用ホーム６部屋の事業を展開する介護複合型の施設です。
また障害者や児童養護施設の利用者の自立を目指すトレーニングの場としての機能も持ち、地域貢献を果たしていきたいと考えています。さらには職員の腰痛予防に配慮したやさしいホームを目指し移乗リフトなどの導入も積極的に行なっています。

スタッフは介護職だけでなく、介護支援専門員、生活相談員、看護師（夜間はオンコール体制）、理学療法士、言語聴覚士、管理栄養士を配置し充実したサービス提供に努めます。

開設間もない施設ですが至誠ホームの理念「まことの心」を大切に、その人らしさの支援に取り組んでいきます。