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先輩からのメッセージ

大友 正樹

名前 大友 正樹
採用年 平成13年採用
経歴 平成12年、非常勤で至誠特別養護老人ホーム入職、13年、正職員となる。
特養にて6年間、介護職、入退所業務等を経て、平成18年度より至誠介護相談センター・にしき福祉相談センターのマネジャーとして活躍中。
(東京学芸大学 教育学部 卒業)

至誠ホームに入ったきっかけ

以前は児童・障害福祉関係の仕事に携わっていたのですが、高齢者の介護技術を習得したいと思い、至誠に就職しました。

現在、どんなお仕事をしていますか?

現在は、「スオミブロック」の「在宅支援」という部署で、「至誠居宅介護支援事業所」の介護支援専門員としての仕事と、立川市の委託事業である「にしき福祉相談センター」の職員として、地域の方々の高齢者介護・福祉の相談に応じたり、地域のネットワークづくりの仕事などを しています。

最もやりがいを感じる瞬間

地域には高齢者の生活を支えるいろいろな社会資源がありますが、個々の利用者のニーズに合わせ、有効にコーディネイトする役割を担う立場の人がいないとせっかくの制度やサービス、資源もなかなかうまく機能しません。利用者の希望する生活を伺い、ニーズをアセスメントした上で、ケアプランを作成し、サービスを調整していますが、行った支援により、利用者が望むそれぞれの生活を送るために有効な支援がなされていると利用者・ケアチーム・ケアマネジャーそれぞれが実感できるている時がケアマネジャーとして最もやりがいを感じられる時です。高齢者の生活支援に関わる仕事に携わっていて、最も感じるのは「その人らしい生活」「その人の望む生活」をいかに支援するか、その大切さと難しさです。このことは、施設ケア・在宅ケアを問わない問題だと思います。「生活」とは何か、「自己決定」とはどういうことか、自分の身に置き換えて考えることが多いのですが、この仕事が「生活者」としての自分を省みる機会を絶えず提供してくれていると感じています。

心に残る言葉

「適応力」という言葉が印象に残ります。何年か前に、日本のプロ野球とアメリカの大リーグの交流戦が行われた際、最初は連敗した大リーグの選抜チームが、後半は連勝し、最終的に大リーグ側が勝ち数で上回ったということがありました。その強さがどこからくるのかという問いに、大リーガー自身や野球評論家がしきりに口にしていた言葉です。初めは日本の野球に戸惑っていたのが、2~3試合のうちにすぐにその日本式の野球に適応し、態勢を立て直し、結局は日本チームを凌駕したのでした。心身の状態や環境の変化に初めは落ち込んだり戸惑っていたお年寄りが適応して新たな生活に挑まれる姿を見る都度、この言葉を思い出します。また、われわれ高齢者福祉・介護に携わる者も、目まぐるしく変わる社会情勢や高齢者福祉を取り巻く環境に適応しつつ、使命を果たさなければならない、そういう力を求められるのだと思います。

将来の夢

地域ケアに携わる身としてまだまだ未熟であることに反省しきりです。ケアマネジャーとして、福祉相談センター職員として、いろいろなことを吸収し、地域に貢献していきたいと考えています。また、自分自身も仕事を離れれば地域社会の一員ですので、仕事で得たことを生かしながら、自分の住む地域での活動にも目を向けていきたいと考えています。

就職活動中の方へのメッセージ

歴史の長い至誠ホームですが、「自分達で創る」場面が非常に多い職場だと思います。創意工夫に富んだ方、責任持って最後までやり遂げる方、誠実に積み上げていく方、チャレンジ精神が旺盛な方、それぞれがお力を必ず発揮できる職場です。一緒にお仕事をするのを楽しみに待って います。

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